2026.10 「ショッテケ地蔵」が安置されている珠林寺さん

南北朝時代に開創され、700年以上の歴史を持つ、清水区渋川の月華山珠林寺(ゲッカサン シュリンジ)さんのお話を紹介させていただきます。境内の一画に安置されている「ショッテケ地蔵」は、昔々、村の庄屋さんが結婚式の帰り道にほろ酔い加減でこのお地蔵さんの前まで来ると「ショッテケ、ショッテケ」と声がするため、お土産の料理を置いて風呂敷で重いお地蔵さんを背負って歩いたそうです。しばらく歩くと「オイテケ、オイテケ」と聞こえるので置くと、姿が無く、元の所まで引き返すとお地蔵さんがちゃんと立っていて料理だけが無くなっており、狐に騙されたと気がついたそうです。昭和の初めに静清国道ができるときに最終的に珠林寺さんに安置されたそうです。ご住職様にその経緯をお聴きしましたが詳しい記述などは残っていないとのことでした。昔から困ったときに相談される、頼みの綱のような役割を担っていた場所のようですね。いつお伺いしても、多くの綺麗な蓮の葉が本堂前で迎えてくれるお寺です。